初めて見る素材…多様な要求にタイムリーな提供を。
治工具・省力化機械の製作が当社の主たる業務です。治工具とは機械加工を補助するために欠かせない道具です。加工する製品によって形状が異なり、時にはミクロン単位の精度を求められる治工具を、ひとつひとつオーダーメイドで製作します。多様なニーズに多彩な技術力で応え、設計から加工・仕上げ・組立・アフターフォローまでをトータルにお任せいただいており、新素材の加工技術に関しても高い評価と信頼を得ています。
技術を支える充実した設備でミクロンレベルの要求に対応。
技術革新の目覚しい製造業界のなかで成長を続けるために、当社は高性能機械システムの導入に積極的に取り組んできました。精密ジグ中ぐり盤5台をはじめ、超精密マシニングセンタ・NC旋盤・研削盤等を駆使した加工を行なっています。さらに工程ごとに製品をチェックし、最終段階では3次元測定システムによる厳密な検査体制が整っています。最新鋭の充実した設備と、培ってきたモノづくりの技術により、確かな製品をつくり出しているのです。
手の感触が伝えるモノづくり。
精密機械加工の現場では、高レベルの精度・速度・難度が求められています。それらにスピーディかつタイムリーに対応していくには、先端設備の導入を図ることはもちろんですが、忘れてはならないのはエンジニアが蓄積してきた技術と経験です。どんなに機械が進歩しても、手の感触から生まれるモノづくりを、私たち大塚製作所は大切にしています。そして、確かな技術力と即応性、機動力を発揮し、精密加工製品を提供していきます。
モノづくりの基本は感性。技と心を伝えます。
「感性が優れていないと良いモノは作れない」と、私たちは考えています。加工機械を操作する技術者は、10ミクロン・5ミクロンの差を自分の手で感じ取ります。それこそが、感性を生かした本来のモノづくりだからです。その技術と心を伝えるために、当社では社員研修を行なっています。ここで重要としているのは「なぜ?」という疑問を持つこと。なぜなら疑問から創造は始まり、技術者として成長していくからです。